新しいセールス理論、求ム
大手のネットショップで、大々的なセールを行うタイミングがある。
これをうまく活用するには、何らかの才能が必要なのだろう。
そう思うようになった。
日頃、そういうネットショップの欲しいものリストを利用して値下がりに備えているのに、
あの手この手を繰り出すネットショップの有利な条件を生かせた記憶がないのだ。
高価な品物がそれだけ欲しいときに楽天のセールは不向きであるし、
細かいものがぽろぽろと欲しいときにはYahoo!ショッピングのセールは有効ではない。
Amazonのセールでは欲しいものがタイミングよく見つかったためしがない、
といった具合だ。
そして、セール終了間際か、終わってから必要だったアイテムが思い浮かぶ、
といったサイクルである。
困るのは、セール期間中に何度か目にしていたもののインプットが
期間終了後に効いてくることである。
期間後何日か、安値で留まっていないか、サイトを見て回ったりしている。
こういう、ノリのよろしくない、キャンペーンやイベントの効きが遅い人間、
要するにニブい人間というのは一定数居るはずで、
そういう層に向けた、最後っ屁のそのあとの残り香でもなんでもかまわないが、
セールはある程度効果があるんじゃないかと思う次第なのです。
そういうセールス理論、ないんでしょうか? そういう理論に基づいた「残り香セール」、
いいと思います!
おどろきの「北回帰線」
たまに読みたくなる本、というのがある。
自分で言えばそれはトーマス・マンであったり、サローヤンであったりする。
ヘンリー・ミラーもその一人だが、本をだいぶ片付けているので、
電子で持っていたか、まだ買っていないかとAmazonで確認してみた。
そうしたら、「南回帰線」は「プロジェクト・グーテンベルク」で電子化されていたが、
「北回帰線」は驚くべし、未だ電子化されていなかったのだった。
読みたい本の「電子化希望」を折に触れポチポチしているが、
未だ電子書籍になっていなかったのは気づかなかったし、
大きなオドロキである。
自分の「電子化希望」リストに堂々と入っていたのだが、
登録が古すぎて、ずっと目に触れることがなかったらしい。
「切歯扼腕」リストでも新しく作るべきだろうか。