ドットブロット

本来、読書ブログ。本をフィルター替わりに、日々のよしなしごとを考えます。

行くのは神社、その上ではナシ(3)ケーブルカーを狙え

こちらは旧サイトです。
本体ブログを更新しています。
サイクリング・ブック ー discover Japan by bicycling ー

続きです。

まだヘロヘロ真っ最中です。

想定ですと、
ここまで「並の」急坂をやってきて、
ケーブルカーを尻目に激坂に突入する、
というシナリオでした。

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以上、周囲を撮った写真、全て同じ位置からです。
上を見て下を見て。
(ぢっと手を見る・・)
如何に動けなかったかわかるというものです。

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ようやく這うようにして
奧の左手、とにかく神社の偵察だけはしてみます。

既にしてこの疲労の有様で、
しかも鳥居の奧のコンクリート坂は・・・!

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コンクリート坂は・・・!

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コンクリート坂は・・・!!
(動きたくなくてズーム中)

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鳥居観音の山で見たコンクリの横縞の入った坂!

なんだか吐く2歩手前まで来た感じです。
もうお陀仏か考えましたが、ここは神社。
しかも目指しているのは神社の本殿であって、
そのはるか上のお空の上ではないのです。

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ケーブルカー駅の前の休憩スペースに緊急避難です。

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例によって動かずあちこち撮影モードです。

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ソフトクリームを買って舐め、
少し回復して、
少し移動して撮影です。

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帰る気満々ですが、
念のためケーブルカーのチェックです。

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なんと「自転車券」の文字!

ケーブルカー駅には案内スタッフが2名、
観光客の中を回っていました。

客が少なくなったところを掴まえて
ヒアリングした内容が以下。

・ケーブルカーには自転車もマンマで持ち込みが出来る。
・マウンテンバイクがしばしば乗る
・道は舗装されていない(のでマウンテンバイク)
・日の出山へ抜ける山道ルートを採るマウンテンバイクが多い。
・徒歩の観光客に気をつけて走ってほしい。

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「マウンテンバイク」を連発したのはスタッフですが、
それを丁寧に書き並べたのは自分の意図で、
マウンテンバイクじゃなきゃ無理、
という雰囲気の醸造が目的です。

売店もといケーブルカー駅から見ていると
バスが意外に頻繁に来るらしく
観光客の多くはケーブルカー駅に入って行きますが、
1割くらいはあの坂を登り徒歩で参詣する様子です。

その中を自転車で上る場合、
・ガシガシ上っていく脚力か
・登山者の中を
 右に左にふらつきながら上っていく度胸か、
どちらかを持ち合わせているか、
いや無い、というような問答を行いました。

ケーブルカーで自転車を運んだ場合、
・舗装無し道路を走る気があるか、
・朝を過ぎ、午前となった観光地で
 リュックや杖なんかの装備して歩く登山客の中を
 走る気があるか、
いや無い、という問答となりました。

結論・帰る、です。
自転車で観光客に不愉快な思いとか、
危険な目に遭わせるわけにいきません。(キリ)
残念ですが仕方ありません。

観光客のいないところまで自転車を曳いて、
さて自転車に乗ろうとしたところ、
・・またぐことができません。
サドルの位置が坂の傾斜で高くなっていて、
足を上げても越えることができなかったのでした。
鳥居観音の帰りの恐怖をまざまざと思い出しました。
撤退です。

サドルの障壁をクリアした後は、
バスが着いては湧き出で坂にとりつく観光客の中を、
涼しい顔をして自転車で降りて帰りました。

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いちおう、惜しい気持ちはあり。
FIFA EURO2016病が癒えたら、また来ましょう。
気が向いたら。
今度はさらに早朝に。
未舗装路用に対策をして。
・・いつか。

坂の途中、どこかで見たようなヘロヘロ具合で上がってくる
サイクリストらと何回かすれ違いました。
やっぱり自分の不調のせいだけではなかった模様です。

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戻って来た御岳橋の上から
美しい多摩川のせせらぎを眺めつつ、
青梅の武蔵御嶽神社、
・・の麓のケーブルカー駅までのブラウジング終了です。