ドットブロット

本来、読書ブログ。本をフィルター替わりに、日々のよしなしごとを考えます。

手信号とかマナーをどうするか

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サイクリング・ブック ー discover Japan by bicycling ー

クロスバイクで遠出を始めた頃、奥多摩に行きました。
その帰り、サイクリストが指や目顔で挨拶をしてくれるのが
とても嬉しかったことを今でも憶えています。
まあ、
クロスバイクで服装もジャージとジーンズの素人っぽいのが
よく常識も知らず上ってきた、
エラいねボク、
くらいに思われた結果だったかもしれません。
サイクリストが増えている中、
最近そういう挨拶が少なくなっている印象で寂しいです。
もっとも自分もそういった挨拶をしていないのですが。

ほか、自分がやっていないのが手信号です。
自分のようなソロ(あるいは「ぼっち」でもいいのですが)は、
一人で走っている人は手信号に馴染みにくいだろうと思っています。

ソロで手信号をキチンと出しているサイクリストを見かけることがあり、
大抵、さまになっていてカッコいいのですが、
あれを自分がやるとなると、どうも落ち着きが良くない。
サマになってやしない(スガシカオ
何が違うのだろう?
公道を走っていることの責任が感じられて、
立派だなあと思ってしまうのです。
マナーとか公共心とか
社会人としての自覚の現れるところなのかもしれません。

自転車のルールとマナー (安全に楽しく乗ろう!自転車まるわかりブック)

自転車のルールとマナー (安全に楽しく乗ろう!自転車まるわかりブック)

 

手信号に積極的でないのは他にも理由があって、
体幹が出来ていないせいなのか、
右手だけの片手ハンドルは平気なのですが、
左手一本だと若干不安定になるのです。
自転車は左側走行のため、
左折時に手信号は必要ありませんが、
右折時には必要で、
それは右手で出すことになります。
手信号を出して車体がふらつき落車や事故では
カッコ悪いにもほどがあるというものです。

不安定になるのは街乗りクロスバイクでも同様ですが、
それで危険を感じることはありません。
ロードバイクほどでスピードはないせいかもしれません。
ロードバイクだとその直進性とスピードか、
あるいはハンドルの構造のせいか、
体のブレが自転車に増幅して反映されるイメージがあります。

あと、自転車同士の手信号はいいんですが、
自動車への手信号が欲しいと思うのです。
自動車ももちろん、
自転車を邪険にしたような走りをすることがありますが、
自転車もしばしば交通ルールを無視したような走りをします。
交通ルールを知らないこともありますが、
とっさに車にとって危険な走り方をしてしまうこともあります。
そういうときに「スマン」の手信号が欲しいのです。
あるいはこちらを意識して
大きく迂回して走ってくれた時に「ありがとう」の手信号。
後者は手を上げるとかで示せますが。
マズい走りをした、次からは気をつけるよ、
の自覚があることを示せれば、
自転車に乗らないドライバーにも理解を得られると思うのです。

この先のことはさておき、
手信号を身につけた方が良いに決まっています。
身につける必要があればいいのです。
集団でいつも走っているとか、
イベントによく参加するとか。

いかん、どっちもないボッチだったわ自分・・。
さてどうしようか。
とりあえず、駅までわずかな距離の通勤自転車で、
左手一本でフラつかないよう訓練から始めてみるか・・・。
両手放しとか、
ツールドフランスの最終日の肩組んで走るシーンとか、
憧れますね。