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電子書籍販売サイトの販売戦略について

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サイクリング・ブック ー discover Japan by bicycling ー

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さて電子書籍販売サイトの販売戦略について
私見です。

あまり多くの販売サイトを使うと、
今のパソコン及びスマホの
アプリのインターフェースでは、
購入した本の把握も管理も難しいものがあります。

それで、AmazonとB(仮名)という販売サイトだけを
使うようにしているのですが、
自分の頭ではそれでも十分、
把握に困難を感じています。

Amazonはデータベース代わり、
Bはキャンペーンが魅力、
という特長を使い分ける目的でした。

結果的にその比較となるわけです。

時間が経過してくると、
Bのキャンペーンは
「お得」ハードルが
自分の中ではどんどん上がり、
なまなかなキャンペーンでは、
買わないようになってしまいました。
Bもそこらへんはもちろん把握しているらしく、
以前のような大幅な実質値下げのキャンペーンは
行われなくなりました。
この辺、学んでいると言えなくもないですが、
信念が無いと見えるのも事実です。

一方、データベース=本棚がわりのAmazonですが、
パソコン・スマホにおいては、
本棚から書店の敷居はあって無きがごとし。
蓄積を続ければ、いつかはそのまま
販売力に転換するものです。

ハイパーメディア・クリエーター高城氏が
かなり以前の書籍で、
食料品販売側が家庭に冷蔵庫を提供し
貯蔵・使用状況を把握、
不足したら配達する、
くらいの未来像を描いていました。
要するに消費者の消費動向データベースですが。

Amazonのレコメンドは精度が高いですが、
このアルゴリズムにつながる部分、
読者と読書の履歴データベースの厚みと力のかけ方は、
他サイトとの最大の違いです。
これはよく言われていることだとは思いますが。

以前Bにお気に入りを登録していたら、
「200点以上は登録できない」と
登録不可になったことがありました。

これが契機で、
ネットもデータベースも
「よく言われていること」も
本当は理解していないのではないか、
というイメージが出来上がってしまい、
自分のB利用度はダダ下がりになりました。

Amazonは販売戦略とインターフェースとデータベースが
一体になっている気がするのです。
Apple製品のように。

Bは、こちらサラリーマンには
会社事情が見えてしまう気がする作りです。
売り場と販売戦略が別、というところでしょうか。
有能で高給のスタッフを揃えているだろうに、
販売戦略は薄っぺらいな、という感想です。
日本人としては残念ながら。