夜遅くの夕立（？）には

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サイクリング・ブック – 〜 discover Japan by bicycling 〜

むしむしした日で、
夕立気味の雨が
今日は何度か降ったようです。

ようです、というのは、
今日は外を出歩いたのに
何度か降っている（らしい）ときには
必ず屋内にいたためです。
自他共に認める雨男だった筈が、
地軸がズレているのか
南極の氷が溶けすぎてるのでしょうか。

学生を終えたのにアルバイトなんかしていた往年、
現場で、
同じ大学の先輩にあたる院生に出会いました。

野球でそこそこ有望株だったらしいその人は、
カーブの投げすぎで曲がったという肘をもちつつ、
さすが現場の誰よりも体力と根性に秀でていました。

晴れ男を自称するその人が言うには、
ある夏に旅行に出た時には
台風と台風に挟まれながら北上の旅を続け、
ついに一度も雨に降られなかったとか。
ニコニコしながらそんな話をしてました。

あまり簡単に
人を好きになることのない自分にして、
好感しか持てなかった珍しい人の
そんななんでもないエピソードが
いつまでも自分の中に残っています。

どこでどうしてどうしておられるだろうか。

わけのわからないところで
意味ナイんじゃない仕事をしながら、
雨の日には思い出したりする次第です。