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バックステージ オブ サイクリング・ブック

サイト「サイクリング・ブック」を作っていく上での諸事雑感などを書いていきます

「初心者でもわかるサイクルロードレース観戦術」の聴講メモ(2)

こちらは旧サイトです。
本体ブログを更新しています。
サイクリング・ブック ー discover Japan by bicycling ー

ツール・ド・フランスも間近にせまっているところ、
2016年6月2日(木)19:00~21:00
にd-laboセミナー
『女王とオリンピアンが伝授!
「初心者でもわかるサイクルロードレース観戦術」』
を聴講してきました。
講師・司会は元・プロロードレーサー田代恭崇氏と
現役プロロードレーサー西 加南子さんでした。

その後半部分、
観戦方法についてのメモになります。

<観戦方法(のコツ)>
TVなら「J SPORTS」。

実地なら、まずスタート前の選手を探して見てみること。
チームの待機場所にはマッサージオイルの匂いが充満している。
そういう雰囲気を味わうこと。

<選手>
選手には脚質がある。
・スプリンター
 マッチョ。男子だと時速70kmに達する。
・パンチャー(ルーラー)
 逃げ屋。筋肉質。
・クライマー
 軽量。細い。
(コメント)タイムトライアルはパンチャー有利。大きな人が多い。

<チーム内役割>
・総合エース
・総合サブエース
・スプリットエース
・アシスト

<レース中の走行車>
・審判バイク
・撮影バイク
・審判車
・(全チームの)共通機材車
・チーム車(機材車)
(コメント)チーム車が周辺にいないタイミングでパンクしたりすると
      共通機材車の機材を使うことになる。
      マシンにフィットしにくいので使いたくない。

<レース展開(チーム戦)>
集団は個人総合首位のチームが先頭を引くのが
(暗黙か自然発生か現場最適の)ルールとなっている。
チームで固まっていないと個人だと殴られる。(比喩ではない)

・団子状態
  スピードは遅い。
・集団一列棒状状態
  スピードが上がり、誰かが逃げに入る。
・集団斜めの状態
  横風が強いので避けている。
・3人逃げ
  バクチか他のチームに足を使わせる作戦
  (一般的に10kmが1分の差と言われている)
  監督同士や選手同士でも話をして状況に対応する。
・2人逃げ
  (風よけの人数が足りないので)休めない。
  一緒の相手が力を出してくれるか信頼関係が重要。
・6人逃げ
  勝ち逃げパターン。
・10人逃げ
  (風よけをして集団を)引く人と引かない人が出る。
  スピードが落ちるパターン。
・ゴールスプリント
  用語「まくる」
  女子は協力しあうことは少ない。
・ダウンヒル
  男子は時速90km、女子でも70kmに達する。
・ヒルクライム
  風の抵抗がないので実力が出やすく、
  ばらばらになりやすい。

<補給>
1日100km以上のレースだと、
最低2リットル〜6リットル必要。
(ボトル1個は500グラム)

(最後に質疑応答)

<練習について>
西さん:
 トレーニングメニューはコーチから支給。
 データを見て1週間毎に変わる。
 外は週3回、あとは室内。
田代さん:
 男子は練習は外が多い。

<観客の声援について>
前からの声援は聞こえやすい。
選手からは観客がよく見えている。

<今後の夢について>
田代さん:
引退したらもう自転車に乗らないと思っていた。
スポーツバイクの魅力を伝えていきたい。
西さん:
競技で乗ってきたけれどやめても乗っていきたい。

以上です。
さあて自分的には用意はこれくらいで十分、
ツール・ド・フランスがまもなくです。
その前にFIFA EURO 2016という
苦痛と魅惑の高いハードルをどう越えるか、
頭が痛い、いや眠いです。


<今日のひとネタ>
カッコよくて先進的ですが、
通勤用自転車としては敷居が高い印象。

重量13kgはそんなに軽くないのでは?
相当の「自転車好き」でも通勤用自転車の価格イメージは
半分以下くらいでは?
などなど。
個人的にはとても魅力的です。