強風の車道に躍り出る陽気なアイツ
こちらは旧サイトです。 本体ブログを更新しています。 サイクリング・ブック ー discover Japan by bicycling ー
屋内に居たときから風が強いとは思っていましたが、
折角の連休で晴天でもあるので、
昼過ぎ、ちょい遠乗りの積もりで家を出ました。
出てみると風の強さが予想以上でした。
雲ひとつない青い空は広がっていましたが、
雲が風で飛ばされたとしか思えませんでした。
上空の事情と地上のそれが同じかは知りませんが。
家から数キロも行かないうちに、
遠出はやめる判断としました。
オーバーグラスの隙間から目にごみは入るし、
道にゴミや折れた枝なんかが散らばっています。
なによりランダムな強風で車体がフラつくのが
恐怖そのものです。
気が済むだけ気の向く方向に自転車を走らせ、
飽きたら終わることにしました。
文字通り、風まかせ、といったところでしょうか。
住宅街の少し大きな道を走っていると、
同じく風まかせの陽気な奴がするすると躍り出て来て、
車道の真ん中でバタリと倒れました。
一度は通り過ぎたものの危ないかと思って引き返し、
そいつを歩道に抱えて降ろしてきました。
そいつが出てきたのとは反対側の沿道になりましたが、
コイツここまで出てきたよ、
とのご家族向けメッセージのつもりです。
サッカーでいうところの、メッセージ付きパスというやつなのです。
違うか・・・。
大通りに出ると、住宅街より風が吹き抜けるスペースが大きいのか、
突風と言ってもよいような風が横から吹き、
何度も車体が右側に流されそうになりました。
即ち車に吹き寄せられる形です。
強風で声も飛ばされるのを良いことに
「こええよおおお」を連呼しながら
這々の体で大通りから待避しました。
雨や強風には普段はサイクリングに出ないようにしていますが、
それだけに自転車歴に比べて悪天候経験は浅いところです。
大通りを脱ける直前、沿道の大きなスーパーマーケットの入り口で、
駐車場に入ろうとしていた車が前の車の
いわゆるおかまを掘っていました。
強風の中でも目立つ(?)ドン、という音に
沿道の注目を集めていました。
やっぱ風強いからなあ、というわけでもないでしょうが。
早々に切り上げるに越したことはなさそうです。
以上、
悪天候経験の浅さを痛感した日ではありましたが、
そこを強化しようという気には、正直なれません。
自転車事故の経験者としては、
サイクリングで怪我をすること体調を悪くすること、
これを自分に禁じる姿勢で、
これからもいきたいと思います。
無事コレ名馬。
<今日のひとネタ>
昨日に続き、「サイクルベースあさひ」さんから。
半袖のレインウェア。
腕が冷えるとどうなんだろう? と
足・腕の冷えに弱い自分は思ったのですが、
スポーツマンが長距離乗る条件では、
やはりニーズ自体が違うものなのかもしれません。
蒸れないのは間違いないのでしょう。
よく考えたら、
雨・風を避ける自分はあまりよくわからない分野でした。