仮面の・・もとい立ちゴケの告白(2)立ちゴケ未満編
こちらは旧サイトです。 本体ブログを更新しています。 サイクリング・ブック ー discover Japan by bicycling ー
続きです。
普通、初めてのビンディングペダルっていうと、
専門店で店員さんに相談して、
製品を試して購入、という手順でしょう。
自分ももちろんそれを推奨します。
と言いつつ
自分の立ちゴケの第1回めは、
この過程の欠落に起因します。
ビンディングシューズと金具を
ネットで購入しています。
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(参考:現在はこういうのを使っています・・)
理由は、
1 わからんことは自分でやってみて
それで無理ならやっと人に聞く
基本引きこもりスタイル
2 店員の世話になると
買わないといけない脅迫観念に苛まれ
冷静さを失う性質であること
3 リアル店舗は高価で品揃えにも限界があるため、
2の性質を鑑みるに、
すこぶる自分向きではない
です。
これらの理由でネット購入となり、
目の前にSPD金具とビンディングシューズが並びました。
状況開始です。
で自転車とシューズを(履かず)持って
公園に行って何をしたか? です。
シューズだけビンディングペダルに取り付けて、
着脱の具合を試してみたわけです。
理論的かつ深慮と言ってよいでしょう。
そしてその結果。
立ちゴケはしませんでした。
当たり前です。
往年の女子柔道の柔ちゃんこと谷亮子選手が現役の頃は
試合前から試合後までの己の姿を俯瞰で見ていた、
と聞いたことがあります。
では、
見事に立ちゴケを回避してみせた
自分の姿を俯瞰で説明するとしたら。
以下となります。
① 公園にロードバイクを曳いて
シューズを手に持った自分登場。
② 芝生にロードバイクを寝かせる。
③ 上になったサイドのSPDペダルに、
シューズのビンディング部分を押し込む。
④ はまったビンディングを外そうとして、
シューズを掴んだまま
力を込めた手は虚しくクランクを回す。
⑤ シューズを掴む部分を変えたりするも
④をリピート。
⑥ ビンディングを外すには、
ペダルを押さえ捻る足の力が
必要であることに納得がいく。
⑦ 寝かせたままの自転車の
ペダルに固定のシューズに足を入れる。
⑧ 足で④をリピート。
⑨ ビンディングを外すには
「立てた」自転車のペダルを
「上から」押さえ捻る力が
必要であることに納得がいく。
⑩ 自転車を立て、
ペダルに固定のままのシューズに足を突っ込む。
⑪ 固定されたシューズにうまく足を入れられないまま
足をあちこちツイストする。
⑫ 格闘の末ようやくシューズがペダルから外れる。
⑬ 周囲に目撃者がいないか確認しつつ
公園から撤退。
⑭ 事実を5年間秘匿する(信玄かっ)
自分のビンディングシューズデビューはこんな感じでした。
・・問題はこれをデビューというのかどうか、
ですが。
とにかく立ちゴケはしなかった!!
続きます。
<今日のひとネタ>
アメリカの、素晴らしい面。
かつてはブッシュ息子を選び、
今度はドナルド・トランプを選びかねないことと
表裏一体であることが念頭から去らない今日ではあるのですが。