雪と自転車のおもひで
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ついに東京にも雪が降り、
これで事実上のシーズンオフ。
もちろん雪が溶けて走行に支障がなくなれば
即解禁とするつもりですが。
建物の陰などで雪は半ば凍って根強く残り、
何かの折に道路に出現することがあります。
車はそれをものともせず道の端に弾きとばし、
人の足はそれをまたぐことができますが、
そうはいかない自転車は、
乗り上げ転倒ということになり得ます。
解禁はいつにしたらよいかは、
この危険をどう判断するかに依ります。
自分は雪国で育っていた時期があります。
雪国は、もちろん雪に対するインフラ整備があると思われています。
まあまあ事実。
スプリンクラーの設備のある道路もあったりしますが、
それが有効なのは降り始めと雪融けの季節です。
(スプリンクラーで水が撒かれると、
ああもうすぐ春だ、と思ったものです)
ある程度以上の積雪があると、
スプリンクラーの数十センチ上空に
踏み固められた雪の道が出来上がります。
車がそれをいい具合に均して、
ツルツルの表面を現出させることが多々あります。
これを登下校中の小学生が見つけると、
喜んで長靴スケートを始めたりします。
そこへ中学生の通学自転車なんかがさしかかると、
ホイールが空まわり&横滑りしながら、
居並ぶ小学生の視界からダンディ坂野のように捌けていく、
というコントを見物できることがあります。
(中学生ってのがまたイイ・・・)
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雪国に育っていたころの自分にとっては、
冬の自転車というのはそういう滑稽千万なシロモノでした。
それにしても、ついに雪。
昨年から
室内トレーニングを放棄せねばならなくなった自分としては万事休す。
どうしたものか。