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本来、読書ブログ。本をフィルター替わりに、日々のよしなしごとを考えます。

坂道が苦手な人には

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サイクリング・ブック ー discover Japan by bicycling ー

坂道が苦手な人に効くクスリは。
ずばり、ロードバイク。
そのココロは。
自分がクロスバイクで自転車に乗り始めた頃、
坂道が苦手だったから、です。
ロードバイクに乗っていたら、いつの間にか、坂道が好きになっていました。
得意、とまではとても言えませんが。
本当に、いつの間にか、だったので、(急に、ではなく)
自転車初心者となった友人から「坂道が苦手で」と聞くまでそれと自覚がなかったほど。
いやさすがにそれは言い過ぎですが、いつから自分は坂好きになったのか? と、はたと気づいたのは事実。
では、坂道に対して、クロスバイクとロードバイクでは何が違うのか?
また考えてみました。

新訂版 タモリのTOKYO坂道美学入門

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 いくつか思いついた違いをピックアップしてみました。

 ・日常用クロスバイクでは坂を登りたいとは思わない。
 ・椅子が人を座らせる、というようなアフォーダンス理論と同じく、
  ロードバイクには人を遠くへ、あるいは速く走らせる作用がある。
  坂道においては、それが上方へのベクトルとなる。
 ・よい自転車はマシンによる限界が知覚しにくく、自分の体力次第。
  なので、マシンに慣れたり脚力がついたりすると
  自分の限界まで能力を使ってみたいという意欲が無意識に湧く。
こんなところでしょうか。
ロードバイクに乗って、お試しください。


オランダは自転車大国ですが、
平坦が多く、実のところ退屈でもあるらしいです。

今や自転車先進国の英国・ロンドンも同様らしく。

あくまでも伝聞ですが。


遠くへ行きたければ、
必ずぶち当たる壁、いや坂。
音楽にイントロやサビがあるごとく、
遠出のエッセンスのひとつであります。
味わえるととても美味。
そんな考え方もあります。

大江戸坂道探訪   東京の坂にひそむ謎と不思議に迫る (朝日文庫)
 

 <今日のひとネタ>
先にも出たロンドン。
まあ坂がなくても歴史遺産があればいいですよね。

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