バックステージ オブ サイクリング・ブック

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大胆な対談

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サイクリング・ブック ー discover Japan by bicycling ー

仲俣暁生氏のインタビューを読んだ。
インターネットとメディアについての話題だが、
その中で、もちろん出版についても触れている。
最近の新書ブームから、世間の読書傾向について、
必ずしも練られた文章を読むことや人が増えているわけではなく、
講演から採られた等の会話調のものが多いと指摘している。
http://inf.ifdef.jp/index.html


講演ものを読むことはほとんどないが、
長い時間をかけて、対談集は結構集まってきている。
読書に向かない体調とか精神状態になる期間があり、
眠って脳が物事を整理するように、
そしてその過程において夢を見るように、
対談集を読むことでその時期をやりすごすことになっている。
いつの間にやら、そういう「自分を扱う知恵」とでもいうものが身について、
それは齢を取ったということなのかもしれない。


文章をたくさん読んでいる人間は、
話す内容はもちろんだが、話し方からも察することができる。
ドイツ文学者の高橋義孝の本では、
目でもそれとわかるとあって、
僕も昔はそうと思っていたが、最近では、人はわからないとも思うようになっていて、
即断を避けている。
話がずれたが、
自分が意識して選んだ練られた文章に慣れ親しんでばかりいると、
言葉や思考についての独特の固着が起きる気がする。
こういう時期が上記の、読書に向かない時期なのかもしれず、
それを溶きほぐすために対談を読んで、
複数の人の、いろいろな考えが組んずほぐれつとんでもない方向に進むのに付き合い、
頭をほぐしているのだろう。


二十世紀を読む (中公文庫)

二十世紀を読む (中公文庫)


20世紀をアメリカの世紀と考えるところからの視線、
過去の結果と精算としての20世紀、
近代国家として世界に向き合った日本の20世紀、
スポーツを通しての20世紀、
20世紀に知識人がどう向き合ったのか。
これらの様々な視点から、丸谷才一山崎正和が、
豊富な知識と鋭い分析を繰り出し合っている本。
何でも知ってる人同士が、つぎつぎと知識を出し合い、
過去から未来、世界から日本へなど、凝縮と演繹が自在に入れ替わるのは、
立方体を様々な角度から見る見方を新しくひとつひとつ習っているようで、
小気味よい。
自分の中で、何かが新しくなる心持ちがする。
鈴木健二の言葉を借りて言えば、
「知識をたくさん持つことは、
 人生を楽しくしてくれるものでございます」


しかし対談ものというのは、
細かい内容について覚えている人はどれほどいるのだろう。
自分に至っては、読み返してみると、
詳細どころか概要にしてから驚くほど記憶に残っていない。
所詮は人の知識と思考の断片でしかない。
それでも、エラい人の情報や優れた考え方や分析をモノにしたくて、
しょうこりもなく本屋で目につく対談ものは、話者の名前を確認してしまう。



サッカー系の情報番組を見ていると、
ロナウジーニョの今期の不調ということもあるが、
やっぱりカカの方が上なんじゃないかと思える。
少なくとも素人目には、代表でかなりの差が目につく。
ロナウジーニョのボール扱いは、アクロバティック。
カカは一見派手ではないが、華麗に近い正確さでボールを扱う。
無駄のなさは、ジダンに近い気がする。
遠くからでもゴール前でも決定力がある。
今年あたり、バロンドールはカカが取るんじゃないか。


ウイレレ11はいつ出るんだと検索をかけていたら、
PS3での予定という情報が。
そりゃねーんじゃねーか。
しばらくPS3なんて買う気も買える見込みもない。