バックステージ オブ サイクリング・ブック

サイト「サイクリング・ブック」を作っていく上での諸事雑感などを書いていきます

僕は、クラシコを見ながら

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サイクリング・ブック ー discover Japan by bicycling ー

イデアという鉄骨の優れた組み立て、ストーリーは緻密な設計図。
知性は家具装飾として部屋を引き立て、文章力が建物全体を明るく照らしている。
スティーブン・ミルハウザーの作品を形容しようとして、こんな文章を作ってみた。


バーナム博物館 (白水uブックス―海外小説の誘惑)

バーナム博物館 (白水uブックス―海外小説の誘惑)


タイトルにある通り、ミルハウザーの作品は博物館や遊園地、
人間(!)等の構築物を好んで扱う。
ふざけて言えば、いやけっこう真面目に言っても、
おそらく子供の頃にはリカちゃんハウスで遊んでいたに違いない。
なぜなら、リカちゃんハウスこそ使わなかったものの、
僕もそうした期間の長い子供であったからで、
それがミルハウザーを自分が面白く読める理由だと思っている。
一読してわかるその知性的な文章にもかかわらず、
彼の作品は、子供の遊びへの拘泥あるいは延長上にあるのだ。
下記の収録タイトルだけでも、そのニュアンスは伝わる筈だ。
「アリスは、落ちながら」
「探偵ゲーム」
「バーナム博物館」
「クラシック・コミックス♯1」

彼はストーリー・テラーではなく、建築家に近い。
読者は時間や物語の中を運ばれるのではなく、
建物の中を案内されるといった趣がある。
「バーナム博物館」。
本書のタイトルはなるほど適切である。



今年のリバプールは強い。
そう思っていた年、リバプールUEFAチャンピオンズ・リーグで優勝した。
予言しておかなかった僕は、切歯扼腕した。
そのときにリバプールにいたモリエンテスが、今年バレンシアにいる。
ビジャとの相性もばっちり。
今年のリバプールは面白い。
今のうちに言っとこう。
昔のラウルとモリエンテスを思い出す。
クラシコ」の録画を見ながら。
今日のレアルは、数年ぶりにレアルらしい。
ラウルがんばれラウルがんばれラウルがんばれ。
ロナウド、二度と戻ってくんな。