バックステージ オブ サイクリング・ブック

サイト「サイクリング・ブック」を作っていく上での諸事雑感などを書いていきます

なるには本

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サイクリング・ブック ー discover Japan by bicycling ー

自分で言うのもなんだが、
一年ほど前まで、
人の薦める本や、書評によって本を読んだことがなかった。
そんなもので自分が読みたい本を左右されてたまるものかと、
考えていた。
インターネットによる集合知に馴染んで、その考え方は変わったが。


将棋の強いことを自称する人がいて、
時間つぶしに将棋を習おうとして、一手を打ったところで、
「そんなに弱いんだ」と言われたことがある。
まれに、どんな本が良いですかと訊ねられたりして、
そんなことを思い出したりする。
良い本、悪い本、どうでもいい本、さまざまなものを読んで、
自分が求める本への嗅覚を磨くしかないので、
そういうことを訊ねる人間だけは相変わらず嫌いである。

さて、面白い本の探し方だが、
最近、ちょっと面白い方法が身に付いた。


小説の秘密をめぐる十二章

小説の秘密をめぐる十二章


有名だけれど、この人の作品は実は読んだことがない。
だが、昔の人らしい骨太の文章は安定感があり、とても素晴らしい。
悠々たるものである。
谷崎潤一郎作品の引用が多い。読んでないものを読みたくなる。
吉行淳之介も扱っているのが個人的に嬉しい。


「作家になる方法」みたいな本はけっこうたくさんあるのだが、
この本のように、作家が自ら書いているものは、とても面白い。
プロの視線で、他の作家のテクニックや文章を分析しているので、
普通の人が読書力を高めるのにも最適なのである。
他にも作家が書いた「作家になるための本」を幾冊か読んだので、
折りに触れて紹介していきたい。


最近、折りにふれ、昼休みに「青山ブックセンター」をぶらぶら。
オシャレで、いい本が揃っているのだが、
オシャレ過ぎて、陳列品みたいであるせいか、まだ何も買っていない。
通りの反対側の青学の生協のほうが本は安いが、
やっぱりあれは「本屋」ではない、というのが最近の感想。
そういえば、学生時代も生協で本を買った覚えがない。


セリエAの試合(ミラン戦)を、久しぶりにテレビで見ることができた。
数年ぶりにイタリアのサッカーを面白いと思えた。
インザーギジラルディーノは、動きの質は違うが、
ポジショニングのセンスが近く、かぶってしまうとのこと。深いなあ。
去年いろいろあったせいか、なんだか、
今年のセリエAは、とてもいいのじゃないかと期待できる内容だった。