シカゴ育ち
こちらは旧サイトです。 本体ブログを更新しています。 サイクリング・ブック ー discover Japan by bicycling ー
ブロンクス育ちというのに憧れがある。
アメリカに行ったことは、いや海外にいったことはないが。
ヘンリー・ミラーとか、
外国人が雑居した地区で育って、外国人のわけのわからない行動を目撃して、
そのまま受け入れて育った、という感じの文章が好きだ。
浅学ゆえ、訳者・柴田元幸氏を知って日が浅い。
- 作者: スチュアート・ダイベック,柴田元幸
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2003/07
- メディア: 新書
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この訳者の訳書にはハズレがない。
スチュアート・ダイベックの、タイトルはブロンクスならぬ「シカゴ育ち」だが、
僕はミラーより自分に身近な感覚で読めた。
自分を、ブロンクスに憧れるシカゴ育ちの少年のように思って。
訳者曰く、
「今まで訳した中でいちばん好きな本」
シンクロできる一冊。